川隅春興 象嵌 鷺に蓮図双耳花瓶

川隅春興象嵌鷺に蓮図双耳花瓶

川隅春興(かわすみはるおき)象嵌 鷺(さぎ)に蓮(はす)図 双耳(そうじ)花瓶でございます。

本花瓶は銅地に一羽の鷺と蓮の花が象嵌で描かれています。
鷺は美しくめでたい鳥、蓮は長寿、清らかさの象徴で吉祥モチーフとされています。
双耳には龍が配され、すっきりとした優美な作品です。

<サイズ> 13.5㎝×6.4㎝ 高さ26.9㎝

川隅春興

生没年不詳。
名は喜四郎、はじめは江戸金工奈良派に学びました。
柳川直春の門人。
嘉永二年(1849年)紀の作品が確認されており、明治初年まで生存。
銘:奈良澹々春興、春興、川隅春興、澹々春興
号:澹々(たんたん)