~最も長く繁栄した甲冑師一門~ 明珍(みょうちん)

「明珍(みょうちん)」

最も長く繁栄した甲冑師一門

甲冑師の流派のなかで最も長く繁栄した一門
近衛天皇から「明珍」の号を賜ったと伝えられています。
室町時代末期の甲冑の作例が認められ、その頃には常陸国、上野国などに分派ができていました。
さらに江戸末期になると江戸・弘前・仙台・福井・金沢・姫路・広島・高知など門弟は全国へ広がっていました。
明珍系の作者がどの国のいつ頃の人物か、ほとんど明らかではありません。

明珍作品の一例