藪明山 草花図香合

藪明山(やぶめいざん)草花図香合(こうごう)でございます。

藪明山(1853-1934)は画家藪長水の次男、大阪生まれ。
東京で陶画を学び、1880年大阪中之島に薩摩風色絵工房を設立。
大阪薩摩(おおさかさつま)、明山薩摩(めいざんさつま)と呼ばれた極小の器形に日本独特の風景、蝶図等の細緻(さいち)な絵付けの色絵磁器(いろえじき)は 国内外の博覧会で受賞を重ねました。
作品の多くは海外に輸出され国内には希少です。

本品は落ち着いた草花図が可愛らしい作品です。

 

<サイズ> 経7.4cm、高さ4cm